さて、こうしてだらだらした毎日を過ごしているうちに、ようやく妊娠6週を過ぎたと思われる5月22日に、思い切って“育良クリニック”を受診してみることにした。
私は江東区に住んでおり、育良クリニックは代官山にあるので少々遠いのだが、家の近くでは受診したい産婦人科や助産所が見つからず(というかあまり探していないのだが)、結局前からいいなって思っていたこの育良クリニックにすることにしたのだ。
地下鉄で中目黒まで行き、ネットで調べた地図を頼りにクリニックへ向かった。幸い駅からクリニックはそれほど遠くなかった。クリニックは1階にファミリーマートが入っている、あまり大きくない建物の中にあった。育良クリニックは、著名人も多く出産しており、けっこう有名な産婦人科なのだが、クリニックというだけありやはり小さい。
建物の2階から上が育良クリニックになっているのだが、2階にある狭い受付・待合室に入ったら、たくさんの人で混みあっていた。私は初診で予約もしていなかったので、しばらく待合室で待たなければならなかった。
しばらく待った後、まず最初に助産師さんの診察に呼ばれた。助産師さんは年配ではないが、ベテランそうで頼もしそうで、かつ丁寧で感じの良い人だった。この病院のことはどこで知ったの?からはじまり、このクリニックではどういうお産をしているかなどをまずは詳しく説明してくれた。
一通り説明が終わると、また待合室で待たされ、次はいよいよ先生の診察となった。ここは院長先生の他に、目鼻立ちのはっきりしたきれいな女医さんがいて(たぶんこの人が副院長)、私はこの女医さんに呼ばれた。そしてこの後出産までの数多い診察で、この先生にあたることが多かった。
私は院長先生の方針が好きでこの病院にしたので、院長先生に診てもらいたい気がしないでもなかったが、やっぱり女医さんであるとある意味安心するのでもあった。
女医さんはとてもハキハキした感じの先生で、エコーの画面を見ながら色々説明してくれた。前回受診したときから10日くらいしか経っていないにも関わらず、お腹の中の赤ちゃんは驚くほど大きくなっていた。
前回は豆粒みたいな形しかわからなかったのに、今回はもうやや人間らしい形になってきていて、前回はわからなかった心臓もバクバク動いているのがわかるのだった!「たった10日ですごい!!」と感動するとともに、あんな小さいのにちゃんと心臓がバクバク動いていたり、人間らしい形に成長しているのを見ると、自分が親になるという実感もわくとともに、生命の神秘というか凄さを感じるのであった。
最初は予想外の妊娠で、親になるという気持ちの準備もないままに来てしまったが、不思議なもので、このように妊娠が少しずつ進むにつれ、徐々に親になるんだという気持ちも芽生えてくるし、お腹の中でけなげに育っていく子どもに対して、何ともいえないいとおしいような愛情や、赤ちゃんを授かったことに対する感謝の気持ちなどがどんどん生まれてくるのであった。
さて、こうして赤ちゃんが順調に成長していることも確認できたので、先生の診察は終わり、今度はまた先ほどの助産師さんからの指導が入ると言うので、またしばらく待合室で待った。初めての受診なので、色々あるみたいだ。
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