たび猫のマタニティ日記

妊娠初期(1週から15週まで)

妊娠が分かってからの生活

 さて、妊娠初期の症状であるが、私はそれほど「つわり」がひどいほうではなかった。ただ妊娠がわかったばかりのこの頃は、もうやたらと眠くてだるい日々が続いた。ちなみに、これもつわりの一種らしい。あとは下腹部が軽い生理痛のような重い痛みがあったり、ちょっと張るような感覚もあった。

 実は私は、3月31日をもって仕事を正式に退職したとはいえ、夜勤の人数が足りないということで5月いっぱいまで働いていた病棟の夜勤を月に数回手伝う約束をしていた。月に数回だったけど、妊娠がわかってからの夜勤はけっこうきつかった。眠くてだるいのも辛かったし、下腹部の鈍痛と張るような感じも仕事をするとさらに強くなるような気がして、それが不安でもあった。

 しかも最後の夜勤の時、患者さんの急変がこれでもかと起こり、ベッドに飛び乗り心臓マッサージをしたり、ばたばたとあちこち走り回ったりしているうちに、お腹をベッドなどにがんがんぶつけたりもした。
もちろん患者さんの命がかかっているので、自分の体のことをかばう余裕もなく、心の中で「ああ、お腹の赤ちゃんは大丈夫だろうか?」などと不安になりながら仕事をしていたのだ。この時の精神的ストレスも、相当なものがあったと思う。

 だから妊娠してからは、夜勤が終わるごとに心身ともにぐったり疲れ果てていた。結果的にお腹の赤ちゃんにはなんの問題はなかったのだが、夜勤を手伝う約束なんてしなければ良かったと後悔したのは言うまでもない。

 もちろん、妊娠しても仕事を続けている看護師はとても多いが、これは妊娠する前に想像していた以上にきついことだとつくづく思ったのであった。

 まず妊娠すると立っているだけでも相当辛い。後期になってお腹が大きくなってくるといかにも大変そうだが、初期の目立たない時期も相当大変だということを自分が経験してみてよーくわかったのであった。

 まずは安定期ではないので、流・早産の危険が高く、その心配も相当ある。それでも私はつわりがあまりひどくなかったのでまだ良いが、つわりがひどかったりすると、そりゃあもう本当に大変だと思う。それに気持ち悪い意外にも、だるさやお腹の痛みや張りもあるので、見た目にはわからない大変さが色々あるのだった。

 そして思った。私が働いていた病棟にも過去に妊娠した先輩がいたが、あの先輩の時、もっと気遣ってあげたらよかったなーということを。自分が経験してみて初めて、妊娠の大変さを思い知り、今更ながらその先輩にあまり気遣いをしてあげられなかったこと申し訳なく思うのであった。

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